融資や借入れとは違う資金調達方法である、ファクタリングをご存知でしょうか?
ファクタリングは、未回収の売掛金の権利を売却することで資金化する方法です。
手軽に素早く資金調達できることから、資金繰りに困っている事業主の方から高い評価を得ています。
事業自体は順調なのに、売掛金の支払い期間が長いために黒字倒産しそうという時におすすめ。
どこのファクタリング会社を利用するのかによって、その後の資金繰りや経営状況にも影響するため、ファクタリング会社選びは重要なポイントとなります。
今回ご紹介するのは、ファクタリングジャパンです。
ファクタリングジャパンの特徴や、利用する場合の手数料・口コミについて確認していきましょう。
『ファクタリングジャパン』とは?【会社概要を紹介】
- 会社名:株式会社Frontierfort
- 代表者名:沼澤 光作
- 所在地:東京都千代田区九段南2-3-21 みづまんビル3F・4F
- 電話番号:0120-905-146
- FAX:03-5904-9156
- 公式サイト:http://factoringjapan.jp/
- 資本金:不明
- 設立:2013年7月
- 取引サービス:2社間/3社間/医療介護
- 対応スピード:最短即日
- 営業時間:9:30〜19:00(平日のみ)
”時代の先を行く開拓者でありたい”という思いで創業したのがファクタリングジャパンです。
売掛金を、ただ買取るだけではなく、その後の経営支援までをおこなうコンサルティングサービスにも力を入れているファクタリング会社です。
『ファクタリングジャパン』の資金調達(ファクタリング)について
ファクタリングを検討している事業主の方であれば、売掛金に対してどのくらいの資金調達が可能なのか、どれくらいで資金調達できるのかは気になるところですよね。
まずは、ファクタリングジャパンの資金調達について、利用手数料や入金までにかかる日数、取引件数や取引総額をご紹介します。
『ファクタリングジャパン』のファクタリング手数料は?
ファクタリングジャパンのファクタリング手数料は1%から。
売掛金の支払いサイクルや、売掛先の信用度、取引の方法によって手数料の割合は変わります。
場合によっては、10~20%かかる可能性も。
手数料は、2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングの方が安くなります。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングには、それぞれメリットとデメリットがあるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
2社間ファクタリングとは
2社間ファクタリングは、ファクタリングの利用者とファクタリング会社の2社間でおこなう取引です。
ファクタリングは日本でのなじみがまだ薄く、資金調達したことがわかると、取引先企業にマイナスイメージを与えることにもなりかねません。
取引先の企業に、ファクタリングの利用を知られたくないという事業主の方も安心して利用できるのが2社間ファクタリング。
2社間ファクタリングであれば、取引先企業に資金調達したことが知られることはありません。
また、取引先企業とのやり取りも必要ないので、その分早く手続きが完了します。
ただ、手数料は3社間ファクタリングよりも高い場合が多く、一般的に買取売掛債権に対して10~30%となっています。
3社間ファクタリングとは
3社間ファクタリングは、ファクタリングの利用者とファクタリング会社、売掛先企業の3社間でおこなう取引です。
売掛先の承諾を得て契約する必要があるため、2社間ファクタリングよりも手続きに時間がかかります。
その分手数料は安く、一般的に買取売掛債権に対して1~3%となっています。
3社間ファクタリングでは、売掛先企業がファクタリング会社に直接売掛金を支払い、回収不能となるリスクが軽減されるので、手数料も安くなるのです。
手数料を抑えて、できるだけ多額の資金調達をしたい人には、3社間ファクタリングがおすすめです。
『ファクタリングジャパン』の入金までにかかる日数は?
急ぎで資金調達したい方にとって、どのくらいで入金されるのかというのは、気になるポイントではないでしょうか。
ファクタリングジャパンで資金調達すると、最短即日で入金可能です。
これは、必要な書類がそろっていて、スムーズに取引ができた場合。
後ほど、スムーズな資金調達をおこなうための流れや、必要書類についてご説明しますので、事前にチェックしてみてください。
『ファクタリングジャパン』の取引件数・取引総額について
ファクタリングジャパンの取引件数や取引総額については、明らかになっていません。
買取可能な売掛金の金額は、売掛先1社に対して、50万円~1億円。
買取価格の上限は3億円までとなっています。
『ファクタリングジャパン』を選ぶメリット
つづいて、ファクタリングジャパンを選ぶメリットを紹介します。ファクタリングジャパンには、次の5つのメリットがあります。
- 少額の利用も可能
- 診療・介護報酬ファクタリングにも対応
- 最短即日で入金
- ノンリコース
- 経営コンサルティングもサポート
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
少額の利用も可能
ファクタリングでは、会社によって売掛金の買取可能額が決まっています。
なかには、買取可能な金額が100万円以上や500万円以上というところもあるので、少額の資金調達をしたいのであれば、小口の買取でも可能なファクタリング会社を選ばなくてはなりません。
ファクタリングジャパンであれば、最小買取可能額は50万円からなので、少額の資金調達をしたいという方に最適です。
ファクタリング会社によっては、小口の取引が可能であっても、法人のみに対応していることもありますが、ファクタリングジャパンは、個人事業主にも対応しています。
診療・介護報酬ファクタリングにも対応
診療報酬や介護報酬は、公的機関から報酬が支払われるため、一般的な売掛金と比べて入金までのサイクルが長いのが特徴です。
診療報酬の場合は、約2ヶ月後に診療報酬の8割を、介護報酬の場合は、45日後に介護報酬の7~8割を受け取ることになります。
入金までの期間があくことで、人件費が払えない、新しい機材を購入できないなど、資金繰りの悪化につながりやすいのです。
ファクタリングジャパンでは、診療報酬や介護報酬のファクタリングにも対応しているため、早期の資金化が可能。
手続き完了から数日~1週間程度で請求額が入金されます。
最短即日で入金
ファクタリングジャパンの資金調達は、手続きが完了してから、最短即日で入金が可能。
銀行の融資や借り入れが利用できず、最終手段としてファクタリングを使う場合はとくに、時間に余裕がないケースも多いものです。
必要書類をそろえたり、審査にかける時間も惜しいということもありますよね。
どれだけ早く、手軽に資金調達できるのかというのは、ファクタリング会社を選ぶ重要なポイントです。
ノンリコース
ファクタリングジャパンでは、償還請求権が無い、ノンリコースを採用しています。
ファクタリングは、売掛金の権利を売買する契約なので、売掛先が倒産した場合は、売掛金が回収できなくなります。
償還請求権があるファクタリング会社だと、売掛先が倒産した場合の未回収分を、ファクタリング利用者が支払わなくてはいけません。
ファクタリングジャパンの資金調達は、売掛先倒産による売掛金未回収のリスクも含めた買取なので、リスクの軽減にもなります。
経営コンサルティングもサポート
ファクタリングジャパンでは、資金調達のほかに経営コンサルティングもサポートしています。
通常であれば、資金調達が完了した段階でファクタリングの契約は終了ですが、ファクタリングジャパンは、その後の経営サポートを重要視。
資金繰りに困っている企業のなかには、ファクタリングを利用しただけでは、一時しのぎにしかならない企業もあるでしょう。
債務超過の解消や3期連続黒字化、キャッシュフローの清浄化などの具体的な目標を定め、経営再生に向けてアドバイスを行っています。
資金調達をきっかけに、経営のサポートをおこなうことで、経営の改善を図れます。
『ファクタリングジャパン』の口コミ・評判
ファクタリングジャパンで、実際に資金調達した人の口コミや評判を確認しておきましょう。
良い評判と悪い評判に分けてご紹介します。
『ファクタリングジャパン』の良い評判

口コミ・評判 ★★★★★
何件かのファクタリング会社に問い合わせをして、その中でとくに対応がよく誠実さを感じた、ファクタリングジャパンで資金調達を頼むことにしました。
登記や必要書類などに多少手間取りましたが、無事資金調達できてよかったです。
担当の方がとても親切に対応してくださったので、安心して利用できました。
また資金繰りに困った時には利用させていただきます。

口コミ・評判 ★★★★
いくつかのファクタリング会社と比較して検討したところ、ファクタリングジャパンの手数料が1番安かったので利用を決めました。
売掛先が自治体で、売掛金に信用力があったため、手数料も安くすんだのだと思います。
コンサルも提案していただきましたが、今回はファクタリングだけ利用させていただきました。
担当者には、誠意ある対応をしていただき、とても満足しています。

口コミ・評判 ★★★★★
8千万円の売掛金があり、1社につき1億円まで対応しているということで、ファクタリングジャパンを利用。
電話やメールだけではなく、対面で契約できたので、安心感がありました。
入金までの対応も早く、無事資金調達できてよかったです。
手数料も思っていたより安かったので、機会があればまた利用したいと思います。
『ファクタリングジャパン』の悪い評判

口コミ・評判 ★★★★
ファクタリング以外にコンサルも利用。
銀行で融資を受けるためのサポートもしていただき、財務も健全化できました。
人件費を削減するようにアドバイスをいただいたものの、今働いている従業員を切ることはしたくなかったので相談しましたが、結局解雇することに。
人件費の問題は自分でもわかってはいたのですが、コンサルを受けたことで踏ん切りがついたように思います。

口コミ・評判 ★★★
資金調達と、コンサル業務をお願いしました。
実際に営業を手伝ってもらえるわけではないので、当然ながら株の発行や増資の手続きは自分でおこなう必要があり大変でした。
業種によって、コンサルによる成果の出やすさは変わるのかもしれません。

口コミ・評判 ★★
起業したばかりの頃、想定以上の注文が入り、資金繰りが悪化しました。
急ぎだったこともあり融資を頼む時間もなく、ファクタリングジャパンの資金調達を利用。早期に現金化できたので助かりました。
いざというときには頼りになりますが、銀行の融資と比べたら手数料は高いので、頻繁には利用できないかなと思います。
『ファクタリングジャパン』の資金調達(ファクタリング)申し込みから契約まで【審査や調達方法を紹介】
それでは、ファクタリングジャパンで資金調達する際の流れや必要な書類を確認していきましょう。
STEP1.問い合わせ・申し込み
問い合わせ方法は、webと電話の2種類があります。
webから問い合わせる場合は、公式サイトの問い合わせフォームから、必要事項を入力して送信しましょう。担当者から折り返しの連絡がきます。
簡単な聞き取り調査と、ファクタリング利用に関する説明がおこなわれますので、ご対応ください。
不明点があれば、この段階で聞いておきましょう。
STEP2.本査定【審査書類の提出】
必要書類をそろえて申し込みます。
以下の書類をご準備ください。
- 申込書
- 売掛先一覧
- 支払表
上記書類はすべて、公式サイトからダウンロードできます。必要事項を記入してFAXで送りましょう。
支払い表は必須ではありませんが、あった方がスムーズに審査が進みます。
書類がそろっていなければ、その分資金調達に時間がかかることになりますので、よく確認しておきましょう。
通過率の目安はどのくらい?
ファクタリングジャパンの審査通過率は、実質100%と公言しています。
これは、コンサルサービスの影響が大きいでしょう。
審査の基準に満たない場合は、改善すべきポイントなどを教えてもらえるので、実質100%の審査通過率を実現できているのです。
資金調達がNGとなる場合
スムーズに契約を進めるためにも、資金調達がNGになるポイントを事前に押さえておきましょう。
まず、売掛金の信用が低ければ審査には通りません。売掛金や売掛先は、できるだけ信頼度が高いものを選びましょう。
大手企業や自治体が売掛先であれば、それだけ売掛金の信頼度も高くなります。
また、利用可能額から外れた金額の利用もできません。
ファクタリングジャパンでは、審査に通らない場合、改善ポイントについてアドバイスがもらえます。
ただ、改善点を見直して再度審査してもらうと、それだけ時間もかかってしまいます。
STEP3.契約
審査に通ったら、詳細な買取額が提示されるので、内容に間違いが無ければ契約に進みます。
来社か出張にて対面で契約をおこないますので、都合の良い方法を選びましょう。
STEP4.入金・支払い
すべての手続きが整ったら、指定した口座に売却した売掛金が振り込まれます。
2社間ファクタリングの場合は、売掛先から入金され次第、ファクタリングジャパンの口座に返金しましょう。
3社間ファクタリングの場合は、売掛先からファクタリングジャパンに、売掛金が支払われます。
『ファクタリングジャパン』の総合評価・まとめ
ファクタリングは、資金繰りに悩む事業主であれば、ぜひ覚えておきたい資金調達手段の1つ。
ファクタリングジャパンは、資金調達して終わりではなく、その後の経営支援までを視野に入れたファクタリング会社です。
経営者の立場に寄り添ったアドバイスで、事業再建をサポートしています。
資金調達をきっかけに、ファクタリングジャパンのコンサルも利用してみてはいかがでしょうか。
事業の問題点を見直し、十分な利益が得られるように導いてくれるでしょう。
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